天竜川水系水窪川支流 白倉川
浜松から水窪まで60km、車で1時間30分
水窪の町から白倉川のゲートまで20km、車で50分
水窪白倉川は遠い
私の白倉川での釣りは、草木川が落ち合う渡元の先、白倉川橋からだ
道からの川降りが楽だ
渡元橋に1軒、白倉川橋に1軒、民家がある
渡元橋に1軒、白倉川橋に1軒、民家がある
渡元橋 |
白倉川の釣りを紹介した釣り雑誌では
渡元から先に居住者はいないと紹介されているが
渡元から先に居住者はいないと紹介されているが
実際には大嵐には居住者がいて、町営のバスが通っていた
白倉川橋 |
2011年に釣行したときに
桂山や大嵐のバス停が無くなっているのに気づき
大嵐の待合室を覗くと、デマンド方式になったと貼り紙がある
有本、大嵐、時原には多くの廃屋があり、過って多くの人が住み
賑わっていたことを窺がわせる
大嵐には、今は朽ちて無くなったが郵便局跡の表示もあった
今でも分校の校舎が残っている
旧大嵐分校 |
白倉川橋を渡って道が右岸になり、これ以降
西俣沢の白倉川橋(同名)まで、道は右岸を行く
西俣沢の白倉川橋(同名)まで、道は右岸を行く
右岸、左岸と言うが、上流から下流をみて右側を右岸
左側を左岸と呼ぶそうだ
左側を左岸と呼ぶそうだ
下流から上流へ釣り上る釣り人の立場からすると
逆だからややこしい
*遡行を分かり易くするために堰堤を下流から
上流へ第1、第2と仮に番号を付けました。
実際の堰堤の番号とは違っているので
間違えないでください。
時間、距離、標高はおおよそです*
*写真をクリックすると拡大します*
*写真をクリックすると拡大します*
有本の取水堰 |
白倉川橋から入渓すると1.5kmほどで堰堤がある
有本の取水堰から最初の堰堤でこれを仮に第1堰堤とする
渡元の白倉川橋から第1堰堤(仮称)までは普通に遡行できる
第1堰堤の巻道はない、少し下がったところに渕がありここを上がる
この渕が増水していると渡りにくい
第1堰堤(仮称)から第2堰堤(仮称)までは200mほどで
わざわざ降りて遡行するほどでもない
もちろんこの間にもアマゴが生息する
一発狙いで第2堰堤(仮称)のプールを探ってみてもいいかも
![]() |
第2堰堤(仮称) |
第2堰堤(仮称)上に桂山のバス停があり民家が1軒あった
今は解体されて廃材が置かれているだけだ、バス停もない
第2堰堤(仮称)上から入渓すると、渓相は良く、大嵐をへて時原大橋で
道と川が最も近づく、シャウズ沢の先まで堰堤はない
乗用車タイプだとゲートまでに2,3回腹を打つ
時原大橋 |
数年前、時原大橋近くで竿を出していると
何台もの車が橋を渡って時原へ走っていく
住む人もない時原で何かあるのだろうか?
と怪訝に思ったが、後日、江戸末期に時原には高松斎輔という
医術に長けた方がおられ
人々に「斎輔さま」と尊び祀られていることを知る
毎年、地元の出身者や関係者が祭礼を行うそうだ
シャウズ沢 |
時原大橋からシャウズ沢の前後が最も入渓者が多く
第3堰堤(仮称)まで普通に遡行できる。シャウズ沢のところが
開けていて空き地になっている
工事用の資材や重機が置かれていたりする
私の経験だと時原大橋あたりからイワナが釣れだす
時原大橋から先の林道では
毎年のように崖崩れや崩落があり通行止めになる
毎年のように崖崩れや崩落があり通行止めになる
バリケードが置かれて通行止めになっていたが
オートバイで入った釣り人が、シャウズ沢の先で転落死亡事故を起こした
今は雑草に隠れてわからないが、現場に石積みや供え物が置かれていた
オートバイで入った釣り人が、シャウズ沢の先で転落死亡事故を起こした
今は雑草に隠れてわからないが、現場に石積みや供え物が置かれていた
同じ釣り人として思わず手を合わせた
次の年にも、白倉川を渡る索道の仕事をしていた
林業関係者の死亡事故があった
林業関係者の死亡事故があった
第3堰堤(仮称) 第3堰堤から第4堰堤までは 2Kmほどある |
第3堰堤(仮称)上から入渓すると、しばらく開けた流れが続くが
徐々に渓が深くなり、林道が高度を上げる
第3堰堤(仮称)から第4堰堤(仮称)の中ほどでイワナ橋が架かる小沢が
右岸から流れ落ちてくる、ここが増水していると渡れない
第4堰堤(仮称)手前で大岩が行く手を遮るように
鎮座している所も渡りにくい
鎮座している所も渡りにくい
ここの渕を右岸側を胸まで浸かって、足元を探りながらヘツッたり
左岸側の山側を巻いて、大岩の上流に掛かる流木を
丸木橋にして渡っていたのだが、ここが通れなくなり
少し下流に勾配が緩いところがありそこを林道へ上がった
ゲートから4番目のカーブミラーだった
その先に、林業関係者の使う踏み跡があるのでそこを降りた
通ラズを巻くと、第4堰堤はすぐ先だ
第4堰堤(仮称)は最も落差がある堰堤の一つでプールも大きく
吹き返しが強くて近づけないほどだ。しかし大物の実績が高い
第3堰堤(仮称)から第4堰堤(仮称)までの車の走行は緊張を強いられる
崖を削って造られた道は曲がりくねり、未舗装でガードレールもなく
すれ違いもままならない。挙句に落石が転がっている
初めて通った時は
渓底を見てチンが縮み上がった
第4堰堤(仮称)上は開けていて空き地になっているが
山側からの落石があり注意が必要だ
休日にはいつも車が数台止まっている。そのうち1~2台は登山の車だ
この先にゲートがあり、ゲート横に林道工事の犠牲者を祀る白倉権現がある
水窪町中からここまで20Kmほどある
白倉林道はたえず落石や崩落があるため、日曜日以外は災害復旧工事が
行われているし、毎年のように西俣で堰堤が造られている
日曜日以外の入渓は控えたほうがよい。また禁止にもなっている。
我々サンデーアングラーは気付かないが
平日は作業員が林道の整備をしており
取り除いた石や土砂を渓に落としている
ゲートの鍵が掛かっていないときは
上流で工事をしているので注意が必要だ
* ゲートから上流は・・・ 続きを読む ≫ ・・をクリックしてください*
左岸側の山側を巻いて、大岩の上流に掛かる流木を
丸木橋にして渡っていたのだが、ここが通れなくなり
少し下流に勾配が緩いところがありそこを林道へ上がった
ゲートから4番目のカーブミラーだった
降り口 奈良代歩道入口と書かれている |
その先に、林業関係者の使う踏み跡があるのでそこを降りた
通ラズを巻くと、第4堰堤はすぐ先だ
![]() |
第4堰堤(仮称) 堰堤上の林道は広がっていて 釣りや登山者の駐車場になっている |
第4堰堤(仮称)は最も落差がある堰堤の一つでプールも大きく
吹き返しが強くて近づけないほどだ。しかし大物の実績が高い
渓流釣り師ならナイフを持ちたい 市販されているナイフの柄を 取り換えてみた 右は鹿のツノ 左は貴重なニホンカモシカのツノ ツノは白倉や戸中で拾ったものだ |
第3堰堤(仮称)から第4堰堤(仮称)までの車の走行は緊張を強いられる
崖を削って造られた道は曲がりくねり、未舗装でガードレールもなく
すれ違いもままならない。挙句に落石が転がっている
初めて通った時は
渓底を見てチンが縮み上がった
第4堰堤(仮称)上は開けていて空き地になっているが
山側からの落石があり注意が必要だ
休日にはいつも車が数台止まっている。そのうち1~2台は登山の車だ
ゲート前の空き地 |
この先にゲートがあり、ゲート横に林道工事の犠牲者を祀る白倉権現がある
水窪町中からここまで20Kmほどある
ゲート |
白倉林道はたえず落石や崩落があるため、日曜日以外は災害復旧工事が
行われているし、毎年のように西俣で堰堤が造られている
白倉権現 |
日曜日以外の入渓は控えたほうがよい。また禁止にもなっている。
我々サンデーアングラーは気付かないが
平日は作業員が林道の整備をしており
取り除いた石や土砂を渓に落としている
ゲートの鍵が掛かっていないときは
上流で工事をしているので注意が必要だ
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